MANUAL
- 水性施工マニュアル -

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施工禁止箇所

概要

①電装部位

センサーの未反応を避けるために、マスキングして下さい。

  • 摺動部(光軸センサーなど)
  • 照射部(衝突防止センサー、フットセンサーなど)
センサー位置は、車種ごとに異なります。事前に確認してください。
②サスペンション部位
インナーロッド

ダストシールやオイルシールを傷めないように、マスキングして下さい。

③制動部位(ブレーキ系統)

制動能力を損なわないように、マスキングして下さい。

④加熱放熱部位(マフラー、エンジン等)

発熱を避けるために、マスキングして下さい。

⑤吸気部位(室内吸気等)

吸気障害を避けるために、マスキングして下さい。

⑥動力伝達装置(ドライブシャフト、プロペラシャフト)

回転して支持部に負荷を掛ける可能性があります。マスキングして下さい。

⑦チッピング部位

ホイールハウス等には防錆や防音を目的に、軟質の耐チッピング剤が施されています。
既に防錆されており、ノックスドールを塗布する必要はありません。
塗布した場合、耐チッピング剤に含まれる可塑剤が影響し、ノックスドールが溶解する可能性があります。

チッピング部位を黒く塗装したい場合は、チッピング着色剤【エンメイ600、620、650】を推奨します。

⑧冷却装置・燃料装置・コーションラベルなど
EV・HV車の場合
⑨高電圧部位

オレンジ色の高圧ケーブルが完全目視できるように、必ずマスキングして下さい。
車検保安基準不適合とならない様に注意してください

感電を防ぐために、必ず高電圧用グローブを装着して下さい。